2021年05月30日
家が建つまでの工事のブログ
レベル検査をします。
基礎の高さを検査します。
現状の基礎の高さにどれぐらい誤差があるかを把握します。
コンクリート工事は人の手作業で行うものなので、
完全に均一の高さになる事はありません。
この為、現状の高さを正確に把握し、次の躯体工事で補正します。
基礎パッキンと調整板です。
躯体工事では基礎の上に基礎パッキンを並べ、
その上に土台(90㎜角の木材)を乗せていきます。
その際、基礎パッキンと土台の間に調整板を入れて全体のレベル誤差を修正します。
20㎜厚のものが基礎パッキンで薄いプレートが調整板です。
調整板は、1㎜、2㎜、3㎜と厚みの違うものを用意しています。
最後は肉眼で確認します。
最初の写真に写っていったものはレーザーレベルです。
この機械で、全体の状況を把握し、一番高い場所を探します。
その場所を0として、他の場所がどれぐらい低いかを肉眼で測ります。
何ミリ低いか示しておくことで、大工さんが適合する調整板を入れてくれます。
愛用の道具です。
木の棒に定規が張り付けてあり、一人で作業できて、ミリ単位で確認できます。
(もう20年ぐらい愛用している道具です。)
基礎パッキンは約900㎜以内の間隔で配置されるます。
その場所だけ正確に計測すればよいのですが、
計測カ所は1棟で100ヶ所以上になりますので、良い運動になります。
この記事を書いた人
竹谷文孝
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