2021年10月30日
木村ブログ
和室から洋室へ
随分と前から住宅における和室のニーズが減ってきています。
賃貸のお部屋も例外ではありません。
和室から洋室にリフォームすることがよくあります。
和室の畳を上げると写真のようになっています。
散らばっているのは高さ調整用のパッキン材です。
下地の処理が必要です
通常畳の厚さは50~60mm程度です。
洋風床材の厚さは3mm~15mm程度と以外と差があります。
よって畳を撤去していきなり洋風床材を設置することはできません。
大工さんにお願いして畳と洋風床材の厚さの差を解消すべく
床の下地の高さを上げる必要があります。
根太(ねだ)という角材を等間隔に並べ、その上に下地合板を聞き詰めます。
そしてやっとフローリング等の仕上材を施工することができます。
畳とフローリングの差
畳とフローリングの差は入居者のニーズだけではありません。
畳の場合は通常新たな入居者様が入るたびに畳表替を行います。
現在は畳表替の費用は大家さん負担とされています。
つまり大家さんにとってはその費用が定期的に長期に渡ります。
この費用も決して小さくはありません。
思い切って和室を洋室にしてしまうことも大切な検討事項です。
この記事を書いた人
木村 進