自家焙煎珈琲の店「SMACK COFFEE ROASTERS」さん
2020年1月にオープンした自家焙煎珈琲の店 「SMACK COFFEE ROASTERS(スマック コーヒー ロースターズ)」さん。 東習志野4丁目エリアのマラソン道路沿いにあって、 外観が倉庫という変わったお店なんですよ。
まず店内へ入ると大きな焙煎用の機械が目を引きます。 この機械はヴィンテージもので、1回で5キロほどの量を焙煎できるんだそうです。 そしてその奥には、1960年・70年代のヴィンテージ家具や置物がたくさん。 見ているだけで楽しくなるようなものばかりで、 イームズのシェルチェア、ワイヤーベーステーブル、 ネルソンのサンバーストクロック、柳宗理のバタフライスツールのほか、 デザイナーズチェアやテーブルが並んでいます。 照明もひとつひとつ違うものが店内中に飾られていて、 棚にはおもちゃや置物、壁にはポスターやLPレコードがあり、 まるでおもちゃ箱のように楽しい店内。 むかし懐かしいフィリックスやパントンチェアの置物が飾られていたりと ミッドセンチュリーが好きなら、きっと興奮してしまうと思います!
カウンターには、北欧ヴィンテージのカップや柳宗理のカップのほか、 いろいろなデザインカップが並んでいて、その中から お好みのカップを選んで珈琲を楽しむこともできるんです。
そのカウンターや大きな焙煎機の周りを囲っているのは、 アメリカ発祥の人気建材で、壁や天井の装飾用に使われている ブリキ製のパネル「ティンシーリング」を採用。
よりヴィンテージ感が増すなど、いたるところにオーナーの好きな こだわりがちらばっているのを感じ取れます。
並んでいる本はインテリアや音楽の洋書が中心で、 自由に手に取って読むことができます。 レコードも大量に置いてありロック好きのオーナーさんのもと、 ローリングストーンズ、クイーン、デビットボウイのほか、 お客様からのリクエストでクラシックやフレンチ音楽なども置いているそうです。
店内で流れる音楽はこの中から選んで流しているため、 今ではめずらしい昔のレコードが聞けるのもSMACKさんだからこそ! そして聞きたいレコードの持ち込みやリクエストも聞いてくれるため、 楽しいひとときが過ごせます。 そのレコードの音を出すスピーカーは イギリス製の「QUAD(クオード)」というメーカーのもので 高さ2メーターほどの迫力ある大きいスピーカーを愛用されています。 ソファと並んだ姿がまたすごくカッコいい!
いつかお店をやるためにと集めてきたヴィンテージ雑貨は、 見る人が見ればわかるというものもあるようで、 インテリア好きの人ならいろんなアイテムが見れるため、 面白いですし参考になるかもしれません。
自慢の珈琲は常に新鮮なものを提供できるように ちょっとずつ、2、3日分ずつ焙煎されたり、 アイスコーヒーは苦みをきかせたもの、 ラテ系なら濃いめのエスプレッソにミルクをたっぷり入れたものなど、 こだわりながら提供しているとのこと。
豆はブラジル産を中心に輸入したものを使用していますが シンプルに、淹れた珈琲を美味しく感じて飲んでいただけたら、 それだけで嬉しいんですとおっしゃっていました。
そしてゆったりと過ごせるように、 軽食にはトースト、ワッフル、パンケーキやクッキーなどを用意されています。
オープンしてすぐにコロナがあったため、 最初は本当に大変だったそうですが テイクアウトのおかげで乗り切れたそうです。
現在は時短営業のほか、入り口でのアルコール消毒や、 店内の換気を行っていたりと環境にも気を配られています。
ゆっくりとした時間が流れている店内。
落ち着いた雰囲気を醸し出すご夫婦が経営されるSMACKさんは、 若い方からご年配の方まで、気兼ねなく 焙煎した時の香ばしい香りを楽しみながら過ごすことのできる空間です。 珈琲やインテリアのことでわからないことがあれば、 オーナーに聞いてみると親切丁寧にいろんなことを教えてくれますよ!
■自家焙煎珈琲の店 SMACK COFFEE ROASTERS
60's 70's STYLE CAFE
MUSIC, BOOK, CINEMA & MORE!
【住所】習志野市東習志野4-15-18
【TEL&FAX】047-406-4347
【営業時間】12:00~19:00
【定休日】火曜日
【メール】smack.coffee@icloud.com
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