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2019年07月01日
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住まいと化学物質

以前テレビのニュースである国の「有害物質学校問題」という報道を見ました。学校のグラウンドを改修工事した際、埋められた物質に有害な物が使用された可能性があるとの事でした。その結果、目の充血や、鼻血、めまい、食欲不振などの症状を訴える子供たちが続出。有害物質の正体はホルムアルデヒドとも言われていました。ホルムアルデヒドといえば、シックハウス症候群の原因物質であり、日本でも社会問題になりました。当時、日本でもこの物質を含む建材が多く使用されていました。新築の家に入ると、頭が痛くなったり、目がチカチカするといった事はよく耳にする話でした。

2003年に始まったシックハウス対策に係る規制

住宅建築の際に使用できる内装建材についての制限が設けられました。建材の中で、ホルムアルデヒドが使用されている代表的なものが、壁紙(ビニールクロス)、接着剤、合板、扉面材、フローリングなどの材料で、これら指定された物にはその放散量を四つの区分に分けて内装仕上げの使用面積制限をかけました。この区分の中で最も放散量が少なく、使用面積制限を受けない等級がF★★★★(エフフォースター)です。現在店頭で販売されている接着剤やその他の材料には、ほぼこのマークが付いていると思います。当時は新築住宅の工事完了時に、搬入された材料のF★★★★マークを撮影し、写真を添付することが義務付けられました。もはやF★★★★マークのない製品は建設関係者が購入しない製品になることはご想像のとおりです。こうして国内産の建材は瞬く間にF★★★★マークを取得していきました。ほとんどの物が制限を受けずに使用できます。これにより、新築住宅でも刺激の少ない状態でご入居いただくことが可能になったと思います。

24時間換気設備の設置が義務付けに

少なくなったとはいえ放散している可能性はあるので、1日中換気を行い有害物質を外に出してしまおうというものです。当時は写真を撮ったり、大変だと思っていましたがこれらの規制のおかげで、新築住宅ですぐに、快適に過ごすことができるようになったのではと思います。いまさらながら、安全性を大事にする日本で生活していて良かったと思いました。

この記事を書いた人
竹谷文孝 タケヤフミタカ
竹谷文孝
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