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2019年08月26日
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屋根の軽量化と耐震対策


以前、弊社にて屋根の葺き替え工事を行った現場があります。工事のきっかけは、屋根が傷んだからということではなく、そもそもは地震に対しての不安からのものでした。

日本は地震国

やはり地震が多いと、誰でも不安になるのは正直なところです。耐震診断等をして補強工事を考える方も多いとは思いますが、耐震診断にあたっては既存の住宅がどのように作られているか、どのような材料を使っているかなどで診断結果が変わってきます。すなわち、正確な情報をつかまなければ、正確な診断はできないと言うことになります。しかし、構造体は内装材に覆われ、正確に資料が無い限り分からない部分も出てきます。築年数が経過している住宅にとって、それだけの正確な資料が残されている可能性は極めて少なく、実際には建物を部分的に壊して確認しなければ調査が進まない場合もあります。又、生活しながらの耐震補強工事は、生活していてやはりストレスの大きいものだと思います。

屋根改修で耐震性アップ

そこで、出てきた案が屋根の軽量化です。これは、現在、瓦屋根のお宅に対して有効な耐震対策といえます。瓦を降ろして、ガルバリウム鋼板という金属製の材料に葺き替えます。金属屋根の重量は瓦屋根の重量の約10分の1。(※大雑把な表現で、正確なものではありません。種類、施工方法などによって異なります。)そもそも屋根の軽量化は、建物の揺れに大きく影響を与える上部の重さを、軽くしてしまう為、構造体が今のままで、支える力が変わらなくても、揺すろうとする力が弱まる為、結果的に耐震性が増すという考え方になります。

又、耐震補強工事と異なり、宅内にお邪魔する必要もありません。ただ、問題は雨です。これは、天気との相談なので、様子を見ながら進めるしかありません。一時的な雨対策を併用しながらこの点は注意して進めます。又、瓦の処分費用も負担が大きくなっています。これは、東日本大震災で、大量の瓦が産廃として発生してしまったことが理由のひとつとも言われています。(本当かどうかは不明です。)いずれにしても大きな工事になるので、大きな決断が必要になること思います。様々な考え方から耐震対策を検討すること
をお勧めいたします。

この記事を書いた人
竹谷文孝 タケヤフミタカ
竹谷文孝
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