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2019年07月01日
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屋根、意外と重いんです

どの家にも必ずある屋根ですが、その重量はどのくらいあるものなのでしょうか? 又、種類によってどのぐらい重量の違いがあるのでしょうか? 

素材によって重さも様々

屋根材メーカーのカタログ等をもとに、比較してみました。 1坪(約3.3㎡)当たりの材料の重さは、瓦が約180㎏、コロニアルが68㎏、鋼板葺が20㎏前後といった結果でした。

仮に、屋根面積が30坪だった場合に、この数字で計算してみると、瓦は約5.4トン、軽自動車の重量が900キロぐらいですから、5.4トンという瓦屋根の重さは、単純に軽自動車6台を屋根の上に載せている状態です。

この重さを載せた状態で揺すられた場合、建物上部を支える一階の柱や筋違、基礎には相当の耐力が必要な事が想像できます。次にコロニアルですが約2.1トン、瓦より軽自動車3台分は軽い計算です。 鋼板葺では0.6トン前後とかなり重量が違うことがわかります。

これらにより、屋根材を軽い素材へ変えることで、地震による建物への負担が軽減できることがお分かりいただけると思います。

重いか軽いかだけでなく、家全体のバランスも考慮して

その反面、台風や突風に対しては重い屋根の方が有利に働くことがあります。軽い屋根に変更したことにより強風時に、揺れを感じる可能性もあります。又、火災で近隣から火の粉が飛んでくるような事があれば、やはり瓦の方が頼もしいと思います。

このようにどれをとっても何かしらの弱点はあります。屋根の重さばかり考えず、下で支える壁を強化する考え方もあります。(耐震補強工事等)

大切なことは、住宅全体のバランスとしてどれが適しているかを考えることだと思います。いずれにしても工事をするとなればそれなりの費用が必要となります。慎重に調査、検討が必要な問題だと思います。

ちなみに、太陽光発電はソーラーパネルを載せることで重さが増えます。仮に3.68kw発電するシステムを取り付ける場合は約0.4~0.5トン程度の重量を追加する事になります。(メーカーにより差があります。)この重量が重いのか、問題ないのかは各建物によって検討する必要があります。

この記事を書いた人
竹谷文孝 タケヤフミタカ
竹谷文孝
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