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2019年07月01日
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何のため、アース配線

電気の配線や電気機器の中の電気は、電線から電気が漏れ出さないように絶縁という処理がなされています。電気を通しにくい絶縁体と呼ばれる素材(塩化ビニル、ポリエチレンなど)で覆ったりする事が一例です。この絶縁体が傷ついたり、経年劣化や水漏れが原因で絶縁能力が失われると電気が漏れ出す事が有ります。これが漏電です。

電気の流れる道

ところで、電気は、電気が流れる回路(流れる道)が確立していなければ流れません。機器の絶縁が悪化してもそこに何も触れていなければ電気は漏れ出しません。もし、このような機器に人が触れる事があれば、人の体が回路の一部になり回路が確立。漏電電流が地面へと流れ出します。これが感電した状況です。

家庭用コンセントの電圧は100V有ります。この電圧で感電することは重篤な被害に結びつきます。さらに、体表が濡れている場合には人体の抵抗値が極端に下がり、更に電気が流れやすくなってしまいます。短時間でも生命に危険を及ぼすほどの電気が流れてしまいます。

アースは漏電対策に大きな役割

このため、水廻りの機器には漏電対策が重要となります。では、機器にアースが施してあるとどうなるでしょうか。機器の絶縁が下がったとき、既に電気が流れる道(アース線)が用意されていますから、漏電電流はアース線を通って地面へ流れます。この状態で人間が触れても、漏電電流の大半はアース線へ流れます。アース線に比べ、人体は10倍電気が流れにくいからです。漏電電流は、アース線:人体=10:1の割合で流れる事になり人体側の電流をかなり軽減できます。アース配線は万一の事故時に生死を左右するものになりかねません。アース線は確実に接続しましょう。

この記事を書いた人
竹谷文孝 タケヤフミタカ
竹谷文孝
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