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2019年07月01日
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目立たぬヒーロー、排水トラップ

建物の水周りには当然、排水口が必要です。排水口は下水道へ繋がっています。下水道からの臭いや虫の侵入をとめているのが排水トラップという仕組みです。排水の流れにアップダウンをつけることで水溜り部分を造ります。これにより、家庭内と下水道の間に水のふたをしてしまう仕組みです。

排水トラップも様々

排水トラップにはいくつかのタイプがあり、実際よく目にしていることと思います。洗面所で多く使用されているのがSトラップです。Sの字を横に倒したような配管形状で水を貯め臭気をとめます。キッチンでよく見受けられるのは、ワントラップです。このタイプはお椀をひっくり返した状態の部品を利用してふたをしています。これらの他、壁面の排水管に接続する場合に使用するPトラップというタイプもあります。これはPの字を右周りで90度倒したときの形状に似ています。構造上、床面を貫通できない場所や、床面の清掃効率を意識した公衆トイレの手洗いなどに使われることがあります。

長期間水を流さない場合には注意を

このように、水のふたで屋内の衛生環境を保っているのですがトラップに溜まっているはずの水がなくなってしまう場合があります。例えば、長期間水を流さなかった場合、水が蒸発によってなくなってしまいます。また、大量の水を一気に流すことで「ごぼごぼ」音がするときがあります。これは、配管内の空気が引っ張られてトラップの水も引っ張っている現象です。いずれもその後、水を流せば解決します。そのほか、洗濯排水などでは髪の毛や繊維カスによる毛細管現象で溜水を無くしてしまうこともありますので、このような場所は定期的に清掃しておくとよいと思います。台所や浴室のトラップは中の部品をはずす事ができます。臭いが気になったときは、中の部品を取り外して清掃しましょう。

この記事を書いた人
竹谷文孝 タケヤフミタカ
竹谷文孝
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