2019年09月02日
物件売却
不動産会社の査定と調査
不動産会社の査定は、一戸建ての場合なら周囲の状況や室内の様子など現状を確認します。
不動産の場合には見た目で問題が無くても、調べた結果、権利関係や建築上問題があるというケースがあるのでその点について不動産会社は事前に調査を行います。
主なポイントとしては、道路の幅や間口、隣地との境界、上空の越境物、室内の使用状況、建物の傾きや腐食の有無などをチェックします。
さらに周囲のお家との関係などもヒアリングします。
また、マンションなどの場合には管理の状況なども確認します。
そのような現地の確認を行った後に、市役所等で法的なチェックをするための調査を行います。
一般的に査定と調査は無料でしてくれます。
不動産会社は現地の査定と役所関係の物件調査など様々なことを行いますが、基本的にこうした活動には費用がかからないケースがほとんどです。
なぜなら不動産業者は物件の成約時に仲介手数料を受領することを目的に業務を行っているからです。
査定や調査を無料で行っても、その後販売を委託され、成約に至ればその時に仲介手数料という形で報酬を得ることが出来るからです。
つまり不動産業者の報酬は成功報酬という形になります。
そのため不動産業者にとっては、一生懸命査定や調査をしても、成約というゴールに至らなければ全く報酬を受け取ることが出来ないのです。
お金だけ払って成約にならないというリスクは減るので、売却を依頼する側にとっては安心できる仕組みかもしれませんね。
この記事を書いた人
竹谷 嘉夫
総栄建設の竹谷嘉夫です。私は不動産業に30年以上携わっております。
若いころはサラリーマンとして大手の不動産会社で走り回っておりました。
特にバブル崩壊後の不動産が下落し売れないと言われる時期を
長く経験してきたため、不動産物件を売るということを得意としております。
普段は運動することと食べることの好きな男です。お酒もどちらかというと
好きな方です。とにかく人とワイワイ楽しむのが好きな性格です。
ぜひ不動産についてのご心配事や疑問はもちろん、気になっている飲食店のお話、マラソンのお話、ダイエットのお話等 何でも結構です。お気軽にお声がけいただければ幸いです。
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