総栄建設株式会社 ソーエー
2019年07月01日
よもやま話
室内の床もいろいろです
皆様のお住まいの床はどのような材料を使用されていますでしょうか。
最近の住宅ではほとんどのお部屋が木質系のフローリングでトイレや洗面所等の水回りはクッションフロア、和室があれば畳と言った具合に多くの住宅は玄関・浴室を除けばこの三種類の床で構成されているのではないでしょうか。
フローリングにも種類がある
ちなみにフローリングは大きく分けて二種類あります。複合フローリングと呼ばれ断面が何層かに分かれている合板のような製品と単層フローリングと呼ばれるいわゆるムク材の製品です。前者が一般的で、使用されているフローリングの大半はこのタイプとなります。狂いも少なく施工性、メンテナンス性もよく取扱いも容易です。単層フローリングは複合フローリングに比べ高額であったり、施工が大変だったり、狂いがでたりといろいろ難しさはあるもののムク材の持つ独特の風合いはなんともいえない温かみがあります。
フローリング以外にも様々な床が
クッションフロアとはビニールシート状の床材の一種で中間層に発泡塩化ビニルを使って衝撃吸収性を高めたものです。水に強く、汚れも落としやすい材料です。
畳は日本に古くからある床材ですので説明の必要はないかもしれませんね。減ってきた畳の需要を掘り起こすべく最近は様々な商品が出ています。カラー畳といって従来のいぐさの色ではなく赤い畳や青い畳もあります。
最近では少なくなりましたが土間床と呼ばれる土の床というのも日本の農家ではよく見かけることができました。
住宅ではあまり一般的ではありませんが商業建築では石の床や金属の床、ガラスの床もあります。床ひとつとってみてもいろいろな種類があります。
この記事を書いた人
木村 進