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2019年07月01日
よもやま話

とても重要、建物の面積

建物を計画するうえで面積というのは次の三つの観点からとても大切な部分です。先ずはその家で希望する生活を送るために必要な広さの検討。広くなれば工事費も増えるので予算との兼ね合い。そして法的な制限です。

法的には「建築面積」(ケンチクメンセキ)と「延べ面積」(ノベメンセキ)というものが重要になります。建築面積とは建物を真上から見たときの面積です。よくある間取りですが2階建てで2階のほうが少し小さい場合、例えば1階が50㎡、2階が40㎡のとき、建築面積は50㎡となります。延べ面積とは各階の床の面積を合計したもので、上記の建物の場合は延べ面積は90㎡となります。

建築面積、述べ面積は都市計画で地域ごとに制限が決められています。

どんな敷地でも建てられる面積に制限がある

よって自分の敷地だからといって敷地目いっぱいに建物を建てていいかというとそういうわけにはいきません。敷地に対しての割合が指定されているのですが、建築面積は「建ぺい率」(ケンペイリツ)、述べ面積は「容積率」(ヨウセキリツ)といわれ、その数値が定められています。例えば建ぺい率が50%、容積率が100%と指定された地域の場合、敷地が120㎡だとすると建築面積60㎡、述べ面積120㎡までが建築可能となります。つまり1階が60㎡、2階も60㎡の建物が建てられることになります。

面積の算定の基準は

ちなみに建物の面積算定の方法ですが、細かなルールが定められてはいるものの緩和規定があったり曖昧な部分もあったりして、一筋縄でいかない場合もあります。建物の形状が複雑になるとその部分が面積に入るか入らないかを、審査する人と協議したりもします。又行政によっても解釈が異なる場合もあり千葉県では面積に入れるけれど埼玉県では入れないということも起こり得ます。

その部分を面積に入れると、設置しなければならない設備の内容が大きく変わったり、面積制限オーバーとなり計画の見直しをしなければならないような事態になったりと、面積に入るか入らないかが結構大変なことだったりもします。

建物の面積というのはとても重要な値です。

この記事を書いた人
木村 進 キムラ ススム
木村 進
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