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2019年07月21日
よもやま話

建具(たてぐ)って何?

今回は「建具(たてぐ)」のお話です。最近は建具という言葉は建築業界以外ではあまり使われていかもしれませんね。

建具と聞いて何のことか分らない方も多いと思います。

建具とは部屋の仕切りや外部との仕切りに用いる、開け閉めできる戸・障子・襖・窓などの総称のことです。簡単に言うと扉のことですね。

素材は2種類

材質としては大きく二つに分かれます。
一つは木質系、もう一つは金属系です。住宅においては室内の扉はほとんど木質系で玄関ドアや窓のサッシが金属系です。
一般に木質系の建具は「木製建具」、金属系の建具は「金属製建具」と呼ばれます。

今、昔

木製建具は以前は大工さんが建具を入れる部分の枠を造り、その枠に合わせて建具の職人さんがひとつひとつ製作し更に現場で削ったりして調整をしていました。
しかしながら現在は枠と建具がワンセットで工場製作され現場に搬入されます。そしてそのセットを大工さんが取りつけます。製品のクオリティーの均一化が図られコストダウン等の合理化にもなります。

今でも

では一点物の建具は無くなってしまうのかといえば、決してそんなことはありません。最新の住宅でも押入れの襖や障子等は大工さんが枠を造り建具職人さんが設置します。既存の製品に好みのデザインの物が無かったりサイズが合わなかったりした場合も建具屋さんの出番となります。ドアの一部にガラス小窓が入っているものがありますが、その小窓の形状を自分の好みで造りたかったり、天井の高い部屋に高さが2.5mのドアを設置したかったり。特注の建具もなかなか趣があっていいものです。

建築においては建具に限らず昔はほとんどの物が現場で採寸してその現場に合わせて施工されました。今では多くの物が既製品化されましたが全てが既製品化されることはないでしょう。いざという時はやはり職人さんの出番です。 

この記事を書いた人
木村 進 キムラ ススム
木村 進
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