総栄建設株式会社 ソーエー
2019年07月14日
よもやま話
閑静な、とは?
「閑静な住宅街」、よく聞く言葉です。
そもそも閑静とは、「騒々しくなくもの静か」という意味あいですので「閑静な住宅街」とは静かで落ち着いた街といったところでしょうか。そこで今回は音のお話です。私たちは日々音に囲まれて生活しています。
音の大きさは数値化できます
音の大きさは数値化することができ、単位はdB(デシベル)といいます。数値が大きいほど音が大きいということになります。
一般的に快適に生活できるレベルは40dBから50dBと言われています。ちなみに新幹線の車内は70dB、ピアノの演奏は100dB、ジェット機は120dB位です。
出る音、入る音
建築で防音を語る場合、外部から音の進入を防ぐケースと室内の音を屋外に出さないという二つのケースがあります。飛行場や幹線道路の近くの場合は前者、ピアノ室やAVルームなどは後者に当たります。最も簡単で効果が大きいのが窓を二重サッシにすることです。サッシメーカーがデータとして遮音性能の数値を発表していますがあくまで私の個人的な体感としてはサッシを二重にすると聞こえる音の大きさは1/4くらいになるような気がします。音は目に見えませんので扱いが難しい場合があります。
自分にとっては気にならない音でも他の人には不快な音かもしれません。お互いに気配りを忘れず皆が快適に暮らせるのが一番ですね
この記事を書いた人
木村 進