総栄建設株式会社 ソーエー
2019年07月28日
よもやま話
建築用語(現場の食べ物)
今回は「建築現場の食べ物用語」をご紹介させていただきます。
では、早速。
「キャラメル」:鉄筋の周りにコンクリートが入るスペースを確保するために設置されるもので「サイコロ」とも呼ばれます。
「ドーナツ」:これも鉄筋の周りにコンクリートが入るスペースを確保するためもの。
「あんこ」:コンクリートに欠き込みを入れたり、溝を作ったりする為にコンクリート型枠に設置する材の事。又は仕上げ表面にその下の塗装が現れていること。
「まんじゅう」:鉄骨と基礎の間に入れる高さ調整用のモルタルのこと。
「豆いた」:コンクリート不良の一種でコンクリート内の石がボコボコと表れている状態のこと。
「いも」:タイルや、レンガ、ブロック等の目地が縦横とも通っていること。又は鉄筋がたくさん入りすぎて塊になった状態のこと。
「ラーメン」:建物の構造形式のひとつ。
「ようかん」:レンガを長手方向に2つ割りしたもの。といった具合です。
どうですか。誰かがおなかが空いているときに例えて言ったのでしょうか。最近はあまり聞かれなくなった言葉もありますが、ほとんど現役言葉です。「おーい、ドーナツ持ってきてくれー」とか「この辺がいもになってるねー」なんて会話を現場で初めて聞いたときは耳を疑ったものです。真剣な建築現場に一服のなごみです。
この記事を書いた人
木村 進