総栄建設株式会社 ソーエー
2019年07月15日
よもやま話
建築用語(現場の動物たち)
今回は「建 築 用 語」のお話です。
建築用語は非常にたくさんあり、私も新人の頃は現場に行っても分からない言葉だらけでとても苦労しました。今でも恥ずかしながら分らない言葉が結構あります。
建築現場の動物たち
今回はそのたくさんある建築用語の中から建築現場に登場する動物達をご紹介したいと思います。
「猫(ねこ)」:一輪車の事で「猫車」(ねこぐるま)とも呼ばれます。
「犬走り(いぬばしり)」:建物の周囲や軒下に沿ってコンクリートや 砂利などで固めて作る細長い土間のこと。
「馬(うま)」:4本足をつけた架台、作業台のこと。
「トラ」:トランシットという測量機械のこと。
「トラロープ」:黒、黄の縞模様のロープのこと。
「たこ」:人力で小さな杭を打ったり地面を付き固める道具のこと。
「とんぼ」:基礎工事で地面を掘るときに使うT型に加工した板のことですが、とんぼは他の意味も何種類かあります。
「蟻継(ありつぎ)」:木材を継ぎ足す為の加工方法の一種です。
「あんこう」:軒樋の雨水を集める為の枡で横樋と縦樋の接合部分にあります。
「でんでん」:縦樋を壁に留める為の輪形の掴み金物のこと。
「鳩小屋(はとごや)」:ビル屋上に、設備配管の雨仕舞いをよくする為に造る小屋のこと。
といった具合です。どうですか。おもしろいでしょう。なかには最近はあまり使われなくなった言葉もありますが、現役言葉もあります。
この記事を書いた人
木村 進